2009年11月29日(日) 13:15~ TOHOシネマズ日劇1
料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:600円(買っていない)

『イングロリアス・バスターズ』公式サイト

フリーパス鑑賞25本目。前回の記録を一本更新。おめでとう。

タラ公の新作。
公開から3日間は、つまらなくて途中退出だったら料金返却キャンペーンをやっていた。

たいした自信だが、悪戯に長い癖に、予告編の「Yes,yes,yes,yes,yes」が本編に出てこないという致命的な欠点がある凡庸な娯楽作だった。あ、「Yes,yes,yes,yes,yes」が出てくれば良いって訳じゃないぞ。
まあ、途中退出はしないレベルの出来だから、誇大広告キャンペーンではない。

もう少しタイトにしてくれたら、記録的に面白くなったのでないか。特に、酒場のシーンが冗長で退屈。ま、無駄な会話がタラ公の持ち味なんだが・・・

酒場を燃やすなど後片付けをしないのは無理があるな。足がつくに決まっている。ブラッド・ピットの演じる軍人は、極めて頭が悪いのか?

死体損壊愛好家イーライ・ロスが出演しているそうだが、なんとバット撲殺野郎だった。これは、見事なキャスティングだ。

「Kill Bill」の時、タラ公映画は洒落映画と勘違いしたようなカップルで館内は満席だったが、アレに懲りたか、公開2週目の日劇昼の回は4分の1(200人くらい)の入りである。単独客多し。しかし女性。

ほとんど認めていないような感想だが、「タラ公は一般人が好きでなくてもいいんだ。俺様には判る。」的な風潮が嫌いで揚げ足取りをしているのであって、実際のところ、この映画は中の上くらいの出来ではあると思う。

お勧め度:☆☆★ 死体損壊度:☆☆★ 俺度:☆☆★