2009年11月15日(日) 18:15~ TOHOシネマズ シャンテ2
料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:600円(買っていない)

『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』公式サイト

フリーパス鑑賞15本目。

小学生の頃、定番「走れメロス」と何を間違ってかの「人間失格」しか読んでいない太宰治の原作。原作は短編で、青空文庫で無料で読める。

原作を斜め読みすると、そのほとんどはカバーされている。
これに、妻夫木演じる若い工員、広末涼子のバーのマダム、堤真一の偉そうな弁護士が絡む。これらは、他の短編からのミキシングと思われる。

愛の物語なのだが、だめんず・うぉ~か~な話である。太宰らしいというのか。

松たか子と広末涼子の濡れ場でも有名だが、まああの二人なので色気は無い。(念のため。二人が絡む訳じゃないぞ。)

広末演じるマダムの勝ち誇ったような顔は、結局意味が無かったような。あのような大団円迎えるのだもの。
終わりは、原作に忠実なんだが。あの顔は何だったんだろう。

お勧め度:☆☆★ だめんず度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★