2009年11月6日(金) 15:10~ TOHOシネマズ川崎8
料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:700円(買っていない)

『風が強く吹いている』公式サイト

フリーパス鑑賞7本目。

ほとんど素人みたいな連中が団体競技の大会を目指して、紆余曲折あるが一致団結し、ある程度の結果を出すという、掃いて捨てるほどあるパターンの作品。しかも、人格者、別格の能力を持つ奴、シニカルな奴、能天気な奴などステレオタイプ的な登場人物たちである。極めて判りやすい。

そういう意味で、安心して観られる、期待通りの作品だ。
俺は、この手の映画が大好きなのだ。(映画オリジナルでなく、原作あり。)

今回の団体競技は駅伝。何が面白いのか、正月にダラダラと観てしまうアレだ。
本作の駅伝シーンは、結構長いのだが、駅伝マジックでダラダラと見入ってしまう。

キャラクター設定が、割としっかりしていて、まったく描写が無い完全に余分な奴というのが駅伝メンバーにいない。この手の作品にしては、かなり丁寧である。
女性キャラは刺身のツマにもなっていない。ラブ・ストーリー要素ゼロ。

できる若者役者林遣都が、「バッテリー」の原田の成長後みたいな役を演じる。
小出恵介は、やはりいい人。こいつは、悪役を演じることができるのだろうか?

偉そうな林のライバルは、脚痛めている奴に、1分以上の差を逆転されるのだが、棄権でもしたのか?

お勧め度:☆☆☆ いい人度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★