2009年9月15日(火) 19:05~ TOHOシネマズ川崎1
料金:1300円(シネマイレージ・デイ会員料金) パンフレット:未確認

『BALLAD 名もなき恋のうた』公式サイト

草ナギのフリチン事件で、一時期その公開が危ぶまれたクレヨンしんちゃんが原作の戦国時代劇。
「Always三丁目の夕日」の謎のVFX使い手山崎貴の新作。

たまに行く渋谷の某バーのオーナー(特撮オタク)とそこの客の某映画関係者は、何故か山崎の映画を認めていない。
しかしながら、俺は「ジュブナイル」から、この監督の作品は馬が合うので、かなり期待して観に行った。

ちょっと期待しすぎてしまった。
面白くないこともないのだが、筋に一捻り足りないというか。
合戦にも工夫が無い。ネタバレもう少し、現代アイテムが活用されるかと思ったぞ。車の暴走だけかよ。「いい考え思いついた。」とか言って、写真撮り出すから、等身大に現像して、敵本陣に立てて脅すのかと思ったぞ。現像施設ないけど。ネタバレ
サブタイトルの名もなき恋のうたが、またピンとこない。ネタバレ草ナギを始末することで、感動させようとしたのだろうが、俺はその策略に嵌れなかった。あ、アニメも同じなのか。ネタバレ

Wikiでアニメの記事を読むと登場人物に、現代での同級生の祖先みたいなのが過去に出ている。面白そうな設定なのに、何故取り入れなかったのだろう。ギャグの要素が強すぎるからか。

オリジナルの脚本は、原恵一。前述の渋谷の某バーのオーナーは、彼の作品をいつも大絶賛している。本作を観たらケチョンケチョンに言うんだろうな。そこまで言わなくてもいいのに。まだ、聞いていなけど。

戦闘シーンは、「レッドクリフ」に比較すべくも無いが、かなり頑張っていた。「ICHI」のへっぴり腰剣豪も、過去生の武将としては、そこそこの力を持っている。

お勧め度:☆☆★ 合戦度:☆☆☆ 俺度:☆☆★