8月17日(月) 17:20~ 銀座シネパトス2
料金:0円(回数券使用)





名画座宣伝した銀座シネパトスの「日本映画レトロスペクティブ-Part2-~戦争と人間 良心の重さ~」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
北満州で敗残兵となった梶たちは日本人たちが残留する開拓部落にたどりつくが、やがて向かってきたソ連兵に投降、捕虜収容所での生活が始まる。人間的に生きようと抵抗し続けてきた梶が、捕虜管理官の卑劣さ、ソ連軍への絶望から、収容所を脱走する。
<引用終り>

第5部は、敗残兵になって南満州へ向かう話。上の引用では、「~敗残兵となった梶たちは」までがあたる。
ディファイアンス状態というか、他の部隊の敗残兵や民間人も率いて逃走する。妙に行動力、統率力のある仲代は、下士官をも押さえリーダーとして君臨。

第3部で病院で接点のあったナイスガイ丹下と再会。行動を共にするが、丹下はソ連軍に投降するという。

民間人で出てきた若き日の岸田今日子が、中国の民間兵士に殺され、若き日の中村玉緒が、日本軍人に殺される。
仲代は怒り狂い、下士官である日本軍人を追放する。そこで、第5部終了。

一層話しに救いがなくなってきた。

お勧め度:☆☆☆ 統率力:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆