7月24日(金) 15:40~ シネマヴェーラ渋谷
料金:1000円(会員料金)


ゴルゴ13 九竜の首 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD



シネマヴェーラの「劇画≒映画(げきがニアイコールえいが)」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
健さんゴルゴに続くサニー千葉主演による実写第2弾。「九竜の餓狼」のエピソードをベースに、アクションシーンを大幅に取り入れた作品に仕上がっている。香港ロケを敢行し、九龍城砦にカメラを持ち込んだのは史上初とか。千葉ちゃんゴルゴはというと、「ゴルゴってパンチパーマなのか!?」と誰もが突っ込みを入れたくなるはず。
<引用終り>

中国人もアメリカ人も、香港でもマイアミでも、日本語が国際標準言語として使われているパラレルワールドな作品(嘘)。
全編日本語なのは事実。そのためか、より一層のB級感覚を醸し出す。

1977年と比較的新しい(?)作品なのに、このグダグダなアクションは何だ。「直撃地獄拳 大逆転」の1万分の1程度の面白さだ。あまりに緊迫感が無いので、何度も気を失った。

スー志穂美が、香港警察の女刑事で出演するが、かなり早いうちに殉職して撤退。
お約束室田日出男の情けないシーンは、本人が出ていないので、拝めない。
香港が全編の3分の1くらいなのに、倉田先生もボロ・ヤンも出てこない。

千葉ちゃんゴルゴのパンチパーマしか観るべきものが無い愚作だ。

お勧め度:☆★ ゴルゴ度:☆ 俺度:☆☆