2月9日(月) 20:30~ 銀座シネパトス1
料金:1000円(リピーター割引)



『燃やせ!俺たちのジャパニーズ・グラインドハウス魂!』公式サイト

タラ公プロデュース「ヘルライド」公開記念『燃やせ!俺たちのジャパニーズ・グラインドハウス魂!』と題された特集上映の一本。まさにパトスのための特集。

作品の紹介を公式サイトからコピペ
銀行強盗がジャックしたバスを、それぞれに因縁のある連中が追跡するという往年のスラップスティック・コメディを思わせる一編。十台を超す乗用車の列に仲間の復讐に燃えたゾクのオートバイが加わり完全にパニック状態。そこにまったく並行していた風戸佑介のホモ殺人と、渡瀬と杉本の逃避行を織り交ぜる展開は、「パルプフィクション」の下敷きと思わせる。 20分にわたってカークラッシュバトルが爆発するクライマックスは必見。
コピペ終了

性懲りも無くまた見に行ってしまった。渋谷で上映中のミッシェル・ルグランの「ベルサイユのバラ」とどちらを見るか悩んだんだが。

相変わらず、テキトーなストーリー。男色話との絡みなんて無いも同然。主人公二人の逃走中のラブホの隣の部屋で男色オヤジを殺害するのと、主人公たちの車の暴走に巻き込まれてお陀仏になるだけ。誰かプロデューサーの趣味なのか、風戸佑介なる役者への懲罰の意味なのか、挿入意図が不明。

20分にわたるカークラッシュバトルは、空き地でグルグル回っていて、ぶつけ合っているだけに見えたんだけど。まるで、二子玉川のナムコにあったダッジェム・カー状態。

銀行強盗の話なんで、強盗前に下見で、大阪の金融街を視察して回っているのだが、今は無き名前の看板が沢山登場。「懐かしいな」と思っていたら、なんと「第一勧業銀行」看板そのままで、強盗に入られるてやんの。架空機関になっていないのだよ。そんなの認めるなんて何とも大らかな時代だったのだな。

明日からの渡瀬の兄貴の日活時代の作品に期待だ!(懲りない奴)

お勧め度:☆★ ダッジェム・カー度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆