2007年4月15日(日) 16:10~ CINEAMUSE WEST
料金:0円(シネカノン会員更新時付与1000ポイント使用) パンフ:700円
くだらない事に一喜一憂した、今から考えると恥ずかしいことばかりだった、あの頃の映画。一喜一憂の中でも最も恥ずかしいといえば、恋愛ごとだろう。で、これは、それがストレートなテーマな作品だ。
最初の方のストーリーの中心人物野球部員西は、開始20分くらいで即効で振られ瞬殺。もう少しこいつ描いてやってもいいのにと思いながら、話の中心は、西を振った娘とロック好き娘の2人の恋が中心となる。男の視線からの描写がねーな、と思ったが、原作も監督も女性だった。なるほど。
ロック娘のエピソードのクライマックスでは、不覚にもホロリとしてしまったぜ。何故かジョン・ヒューズ、ハワード・ドゥイッチの「恋しくて」を思い出した。見ればきっとわかってくれるはずだ。
イカ天初代グランプリのフライング・キッズのボーカリストのはまちゃんが、教師役を演じている。ロック娘は、海賊版撲滅の黒涙の娘だそうだ。
海賊版撲滅と言えば、今の気持ち悪い絵が、たまらなく素敵だ。関係ないけど。
はなしを元に戻すと、普通の人間であれば、誰もが感じていたことを、思い起こさせてくれる、心地のいい作品だ。
お勧め度:☆☆☆★ 郷愁度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆