2022年5月22日(日)
U-NEXT


今や、ホラー慣れすぎて
全く何も怖くない俺だが、その昔、レンタルビデオ屋で本作のジャケットを観たときは、腐ったような化け物の姿におののいたものだったが、この肝心な不気味な化け物は、最後まで顔を出さずで、途中は手しか出てこない。そして手は腐っていないもよう。最後の大暴れでは、酷い目に合う家族の父親である博士が、化け物の腹をグサリト刺すと、うじがボロボロと出てきて相当に気色悪かったが、最後にやっと「マスt-・オブ・ゴア」の面目躍如だった。
全編は、ちんたらと不気味に進むだけなので、勢いがなくかったるい。江戸木純一みたいな古地留知夫というカッコいいペンネームなのか?をつけてホラー映画サイト運営していた人が昔いたが、センスある名前だなぁと思ったもんだ。その、ルチオ・フルチ先生の映画なのであるよ。

お勧め度☆☆★ ゴア度:★ 俺度:☆★