2022年4月26日(火) 14:20~ シネスイッチ銀座2
料金:1000円(障碍者割引)


救いなき収監者。
『英雄の証明』公式サイト
元嫁の父親を連帯保証人にするも高利貸からの借金の返済に失敗し、義理の父親に訴えられ収監された男。再婚を狙っている姉ちゃんが金貨入りのかばんを拾い、金貨をネコババし、換金して借金の返済に充て湯とするも、換金屋の手際が悪く、換金に失敗。どういう気の変化があったのか、カバンと金貨を持ち主に返すことにした。それが報道されると正直者の収監者として、巷での人気を呼び、保釈金は集まるは、再就職先が決まりそうになるが、再就職先での面接で、カバンを返した人の念書をもらいたいと言われると、その人物は見つけられず、事態は暗転。元義理の父親は絵の暴行動画までネットに拡散してしまう始末。カバンを返すのに姉を仲介に建てるなど、連絡先を刑務所の電話にしていたことなど、何もかも裏目に出る始末。刑務所の偉いオッサン中心に起死回生の動画を製作しようとするも、主役の吃音の息子が可哀そうであると、動画の撮影は中断する。刑務所に、再び収監されるとことで映画は終了。何かに荷も救いなく終わるんだが、妙に店舗のいい娯楽映画的な演出で、各国のさまざま賞を席巻。カンヌでは、パルムドールはまじキチ映画に譲るもグランプリを獲得。俺が映画を観るのを再開始めた2000年頃から評判となっていたイラン映画を始めてみる。地味真面目な作品なんだな。
結局、詐欺師じゃないことの証明できず。
まあ、変なところから金を借りてはいけないということだな。

お勧め度:☆☆☆★ 悲惨度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★