2022年4月21日(木) 16:35~ ヒューマントラストシネマ有楽町1
料金:1000円(障碍者割引)


ロシアは、変わっていないのか。
『親愛なる同志たちへ』公式サイト

格闘家ののようなプーチンの独裁ぶりが報道されるロシアの最近の映画らしい。急ソビエト連邦時代の隠蔽された政府による民間人への弾圧を描いているという、時代は変わったのかと思わされる内容だが、俺の知っているのは、おっかない顔のブレジネフ以降のソ連をかろうじて認識できるくらいで、初芝電産が社運を賭けた超大作映画「フルシチョフ」は、しょーん・コネリーのボンドで少し聞いたくらいだ。で、この映画は、体調が悪く、前半は、ほとんど寝ていて見ていない。娘がKGBに狙撃されたのではと疑う主人公が、信奉していたソ連政府を疑い、虫目の亡骸を探し始めてからみ始めたようなおのだが、そんなに強烈な弾圧は感じられなかった。モノクロ、スタンダードの画面で淡々と描かれるので、かなり嫌な話の印象は受けるが、大げさな脚色はないので、今も続いているのか否と思ったりもしてしまう。こんな映画が製作されるとは、中国よりは開かれた国になっているのかね。が、この監督は、スタ公の能天気な「デッドフォール」を過去に取っているという驚き。
お勧め度:☆☆★ 全体主義度:☆☆★ 俺度:☆☆