2015年8月23日(日) 9:35~ チネ1
料金:1100円(チネチッタデー) パンフレット:未確認


バイオレンスの対極

『レッドカーペット』公式サイト

韓国映画お得意の超バイオレンスの対極、人情系の佳作。

ポルノ映画業界の奴らの話っていうことで、レスリー・チャンの「夢翔る人/色情男女」を思い起こさせる。この映画では、「変態家族 兄貴の嫁さん」に対するリスペクトがあったが、やはり本作は韓国映画なので、そんな親日要素はなし。ただし、AV大国の名にかけて、日本人女優は登場。

「夢翔る人/色情男女」は、成功を収めた記憶が無いのだが、こちらはバイオレンスに容赦ないが、甘い作品にはとことん甘い韓国映画、タイトルのように大成功を収めるは、監督の恋愛も成就する。

ただし、賞を総なめしそうな劇中劇は、死ぬほどつまらなそうなのだがね。

後、主人公の天敵の盗作監督が、落ちぶれる様があれば良かったんだが。

韓国ドラマとK-Popは不要だが、やはり映画はいい。

お薦め度:☆☆☆★ 劇中劇傑作度:☆ 俺度:☆☆☆★