2013年10月14日(月) 19:25~ TOHOシネマズ川崎6
料金:1000円(TOHOシネマズデイ) パンフレット:未確認


原点回帰。「ミーン・ガールズ」以来の嫌な奴。

『パッション』公式サイト

ここのところ、我侭ではあるが、基本的には善人のような役柄が多かったような気がするレイチェル。ここは「ミーン・ガールズ」以来の嫌な女を好演。
対するは、ノオミ・ラパス。好敵手ぶりを発揮するにつれ、もっさりした容姿が気になる。
右がレイチェル♡。左がノオミ・ラパス。

こんなもっさりしたオバサンでなく、リスベットとは言わないが、もう少し戦闘能力のある容姿をと思ったが、あっさりとレイチェルに敗れることもあり、後の展開を考えると、この容姿で正解だった。
一方、アシスタントの娘に、あれ程惚れられるのには無理があるが。

数々の屈辱をレイチェルから受けるノオミ。
ここまでが前半。
レイチェルが堪能できて楽しい。

レイチェルは自宅で喉を引き裂かれて殺される。
ノオミは睡眠薬で朦朧とした頭で「私がやった。」と自白するが、本当にノオミが犯人なのか。
これが後半。
夢中夢とか卑怯で意味のないミスリードもあり、また、レイチェルの不在という大ハンデもあるが、相当に満足だ。

しかし、レイチェルの葬儀での存在しない筈の双子の姉の登場。
その夜のノオミ亭での、電話着信の嵐。
などなど物語最終段階。
何がしたかったのか皆目見当もつかないのだけど、デ・パルマ先生。
俺が携帯電話の仕組みを理解していないだけなのか?

それにしても、ダークだとかマーク(だったか?)だとかクズみたいな男しか出てこないなぁ。
検事は悪質な奴なので、何らかの制裁を。

お勧め度:☆☆☆ レイチェル悪女度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆