2012年10月24日(水) 21:40~ チネ9
料金:1200円(レイトショー料金)

『キック・オーバー』公式サイト

しでかして、長いこと干されていた感のあるメル・ギブソン。
謹慎が解けてからの作品は、前作「復讐捜査線」に続き、これもB級テイストなものだった。

ヴァン・ダム、コスナーなどと同様、近いうちにパトスの刑をくらうのだろうか。
(銀座シネパトスは、残念ながら、来年閉館してしまう。)

クリント・イーストウッドの真似をして、造船会社のCEOのアポを電話で簡単にとりつけるとか、そのCEOに扮し悪党を呼びつけるとか、無理あるだろうという強引なところもあるが、想定していたよりは楽しめたよ。

スラム街みたいな刑務所が面白い。金があれば、酒は飲めるし、薬は打てるし、何でもできる。

アクションは、思ったより控えめで、サスペンスとかスリラーの範疇。

タイトルが、何で「キック・オーバー」なのか、皆目検討がつかない。
「ハング・オーバー」出演拒否への返答か?(原題は全く異なる。)

メルのエクスペンダブルズ入りを期待する。

お勧め度:☆☆★ クリント・イーストウッド度:★ 俺度:☆☆★