2012年7月31日(火) 20:00~ TOHOシネマズ シャンテ1
料金:0円(フリーパスポート)

『ローマ法王の休日』公式サイト

フリーパスポート21本目。

そのタイトルと予告編から「英国王のスピーチ」のような笑いありの感動作と勝手に推定。

ところが、重苦しく話が進む。法王に選出され、いきなり鬱になってしまったようだ。
バチカンを抜け出した法王の休日の様は、少々今後の展望を期待させるものであったが、ブック破りで奈落式バーニング・ハンマーを食らったような衝撃のラスト。

笑いを取る以外に存在価値が無いと思う、枢機卿の爺たちの地区別対抗バレーボール大会が、面白くも何とも無い。何のために必要だったのだろう。
法王になるのをほとんど皆嫌がっていることといい、カソリックに関して、何か思うところがあるのだろうか。
この全編通じての意味不明さは、ナンニ・モレッティという監督の特性なのだろうか。この監督の映画は、他に観たことがない。

お勧め度:☆☆ ローマの休日度:★ 俺度:☆★
それにしても卑怯な映画の売り方だ。近くの夫婦も「コメディじゃないではないか!?」と唖然。