2012年6月17日(日) 16:15~ ユナイテッド・シネマ豊洲5
料金:0円(会員が前売りをくれた)

『ファイナル・ジャッジメント』公式サイト

知り合いの幸福の科学の会員に、例によって連れて行かれる。

どうみても中国か北朝鮮であるアジアの全体主義国家によって、どう見ても民主党な与党の売国奴ぶりから、日本が征服される。
レジスタンスの映画かと思ったら、やはり普通に教団のプロパガンダ映画だった。
寧ろ、総裁誕生篇みたいなのり。

クライマックスは、死刑場から脱走した総裁の役どころと思われる青年が、渋谷で演説をぶち、世界に放送され、世界を動かすとのことなのだが、国営放送をいとも簡単に乗っ取ること、演説を阻止しようとする兵士の少なさ、そして兵士は何故か決して狙撃しない、総裁を腕組んで守るだけの僅かな数の会員。
もう少し、演説作戦は緻密に考えてほしいものだ。普通、軽く蹂躙されるだろう。

相変わらず映画技術的に厳しいものがある。

アジアの全体主義国家が日本侵攻してきた時の、特殊技術と爆音ぶりは、少し評価する。
国会議事堂の隣の、支配国用の謎の構想ビルも、紀里谷のデザインみたいで楽しい。
そういや、テーマや雰囲気は「CASSHERN」に似ている感もあるので、いっそのこと、今度は紀里谷先生に監督をお願いしてみたらどうかね。

エンディングの歌が、直訳英語という雰囲気の、とてもわかり易い英語なのだが、会員曰く「先生が作詞しました。」だそうだ。

予告編の最後に「なんとかの法 10月公開」と出てきたので、「俺は、10月も観に行くのか。」と会員に聞いたら、「当然です。」だと。

渋谷での演説のシーンの主人公の背後に「文化大革命」の垂れ幕・・・。

お勧め度:☆★ 直訳英語度:☆☆☆☆ 俺度:☆★