2012年4月1日(日) 15:05~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1000円(映画サービスデー) パンフレット:未確認

『ウルトラマンサーガ』公式サイト

ミラーマン(ミラーナイト)、ファイヤーマン(グレンファイヤー)、ジャンボーグA(ジャンボット)とチームを結成した筈のウルトラマンゼロだが、単独で戦っており、ウルトラマンダイナらしき者に地球に召喚された。同じく召喚されるのはウルトラマンコスモスで、メビウスはついにクビになってしまった。それにしても何故コスモスなのだろう。杉浦太陽にフォローの風でも吹いているのか。ウルトラマンダイナも出てくるので、つるのも出ている。つるのが英雄になっている惑星(別宇宙の地球?)があるのだが、斉藤りさが隊長に昇格していて出ていた。いやそれより、この人はまだ仕事をしていたのか。元ギルガメッシュないとのセクシーメイツ・・・。

舞台となる地球は、よく知らん宇宙人の狩場になっており、その狩られた人間の恐怖心で最強のゼットン(ハイパーゼットン)を生み出すそうだ。どういう訳か秋元才加率いるレディース軍団と子供が10数人生き残っている。日用品などは無人のスーパーから調達しているので、衣食住には困らないようだ。隠遁生活を始めてどれぐらい経っているのか判らないのだが、スイカを食っているところを見ると、なまものの保管もできているようだ。

ハイパーゼットンは、瞬間移動できる強烈な強さで、3対のウルトラマンに楽勝。しかし、こいつら「諦めない!」の一言だけで、合体に成功。ウルトラマンサーガとなる。こいつは、牙狼みたいな容姿。つるつるしていない。

サーガとなっても、互角の勝負で戦いに進展がないところ、レディースの仕掛けた爆弾でハイパーゼットンは、地中に嵌って身動きが取れなくなる。どういう訳か、テレポーテーションで脱出しないハイパーゼットン。その後、サーガから滅多打ちの攻撃をくらい終了。

と、ストーリーは、当然のように子供向きだ。

地球が舞台となるので、ミニチュアも沢山出てくるが、10年以上前の作品である「ガメラ」に比較しても、かなり厳しい出来だ。あえてレトロ感を狙っているのかと思えるほど、かなり陳腐。



レディースの作業用モビル・スーツのCGも少々厳しい。

特撮全体の出来映えは、前作のほうが上だったと思う。

とは言え、ハイパーゼットンとウルトラマンたち、ウルトラマンサーガの戦いは力が入っている。

ま、何より残念なのは、爺たちの変身シーンがないこと。
爺たちは、最初の数分でお役御免。子供は、爺の変身を見ても喜ばないのだろう。

お勧め度:☆☆★ ミニチュア度:☆☆ 俺度:☆☆☆