2012年1月8日(日) 15:00~ 銀座シネパトス1
料金:1300円



銀座シネパトスの「萩原健一 映画祭」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
アフリカ行きの船に乗るために、北海道の羅臼を訪れた二人の若者。彼らは地元の漁師たちからつま弾きに遭いながらも、極寒の地で船を待つことに。無邪気にじゃれ合いながらも、どこか乾いた空気を漂わせるショーケンと田中邦衛の演技が圧巻。
<引用終り>

田中邦衛が若者で無いことは、まあ無視して、このオッサンが病気になったり、寒いところから暖かいところに向かおうとするとかで、「真夜中のカーボーイ」を思い出してしまった。それと同様、本作もからも香ばしいゲイの匂いがする。

しかし、オッサンは病気で強制送還され、萩原健一も漁師に激しく苛められた挙句、なけなしの一円玉340個で電車に乗りどこかに行ってしまい、「俺がアフリカに行ったのは、30ヵ月後だった。」とかの謎のテロップで唐突に終了した。

まさに70年代な映画だ。

お勧め度:☆☆★ ゲイ度:☆☆★ 俺度:☆☆★