2011年11月6日(月) 16:15~ 銀座シネパトス1
料金:0円(二本立ての二本目)


仁義なき戦い 代理戦争 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD



銀座シネパトスの「生誕70年 川谷拓三映画祭 3000回殺された男の美学」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
広島最大の暴力団村岡組の跡目をめぐり様々な組の思惑が乱れる群像劇。荒木一郎降板で菅原文太等に推され抜擢されて拓三は気の弱いヒモを演じ、「本物のヤクザを起用していいのか」と東映に電話があるなど好評を得る。
<引用終り>

前作で千葉ちゃんに銃殺された筈の拓ボンだが、生き返って文太の子分に。ただし、不祥事をしでかし小指ならず片手を切り落とす。
前回の梶さんに変わり、池玲子登場。なんと拓ボンは玲子さんのヒモである。
玲子さんは、文太の子分となった恒彦の筆おろし役だったように思われる。あくまでも劇中の役どころの恒彦の。筆おろしは、拓ボンの策略。
その恒彦は、前作の欣也と同様の鉄砲玉みたいなもので、哀れな最後を遂げるのだが、残念ながら欣也と違って主役ではない。
本作は、無能な上司に翻弄される中間管理職の辛さを描いた、組織を舞台とする群像劇のコメディだ。
いや、金子信雄と名和浩の組長のアホっぷりが面白いのなんの。

前作で死亡している室田のおっさんだが、今回初登場の組の幹部として生き返っていた。
千葉ちゃんは転生しなかった。

丹波先生が神戸の大物組長なのだが、一言も発しない。何か静止画像だけの出演だったぞ。

話自体は完結せず、途中で終わった感だらけなので、続きを観なければならないな。

お勧め度:☆☆☆★ 恒彦哀れ度:☆☆ 俺度:☆☆☆★