2011年10月9日(日) 16:55~ TOHOシネマズ川崎6
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認

『とある飛空士への追憶』公式サイト

TOHOシネマズのフリーパスポート鑑賞。20本目。

「サマーウォーズ」など傑作の多いマッドハウスのアニメ。
架空の世界での階級制度のある国と日本のような国との戦争。日本みたいな国が有利に戦局を進めている状況。王子の婚約者のお嬢様を、包囲網を掻い潜って王子の元へ連れて行く命令を受けた最下層の青年飛行士。

細かい説明も無く物語りは進むのだが、観ている内に背景が判ってくる。いったいどういう詳細な設定を作っているんだと思ったら、小説が原作だった。ライトノベルだけど。

日本みたいな国のエースパイロットや封建社会の国の艦長、そしてお嬢様とキャラクターが魅力的だ。お嬢様は、当初は口数が少なく生気のない娘だったが、どんどん素敵になってくる。髪切ったら性格変わりすぎという説もあるが。
主人公は、まあまあ。もうちょっと熱血漢でもいいのだが。神木の声には合っている性格か。
王子は、どうでもいい。ほぼ出番無しだけど。王子は間抜けそうなので、お嬢様の先が思いやられたが、お嬢様自身が日本みたいな国との休戦するなど、王子に替わり政治で活躍すると最後にテロップで説明。

お嬢様に別れを告げる最後の金粉ばら撒き飛行は、歴史に残る名場面と言っても過言ではない。

お嬢様、酒の吸収早すぎ。あんなに直ぐに酔うものでない。

神木など声優の評判が巷で劇悪だが、それほど酷いものではないと思う。

お勧め度:☆☆☆★ 侍度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆