2011年9月5日(火) 20:50~ TOHOシネマズ日劇2
料金:1500円(シネマイレージデイvit購入1200円+3Dメガネ持参料金300円) パンフレット:未確認

『ピラニア3D』公式サイト

ジョー・ダンテの出世作「ピラニア」、ジェームズ・キャメロンの黒歴史「殺人魚フライング・キラー」の流れを汲む、スプラッタ野郎アレクサンドル・アジャ作品。
「殺人魚フライング・キラー」は観たが、「ピラニア」は観ていない。「ピラニア」のリメイクとの触れ込みだが、ストーリーを確認してみると、全く異なるものであった。

湖の底に存在した地下湖が、地震による地割れで地上湖との間に亀裂ができる。そのため200万年前の太古より共食いで生きながらえてきたピラニアが大挙地上に攻めてくる。行楽地である湖のバカな若者が数多く犠牲になる!

最初はピラニアの攻撃も控えめで、血糊も控えめだが、おっぱいコンテスト中のバカ若者への無差別攻撃が開始されると阿鼻叫喚の凄惨な光景。これぞ、アレクサンドル・アジャだ。
おっぱいコンテストの司会者が盟友イーライ・ロスだったようだが、ズタボロに啄ばまれたあいつは彼だったのだろうか。

誰が見ても不快なキャラクターが、強烈な一撃を喰らい、一物を千切られてしまう。しかし、その一物はピラニアが口から吐き出してしまうのであった。と、損壊具合があんまりなんで、ちょっと笑ってしまう。

何と言っても最後の終わり方が素晴らしい。

続編があるとのこと。「ピラニア3DD」だって。監督は、アジャじゃない。ただし、「フィースト」の監督なので期待大。役者は、クリストファー・ロイドだけ継続の模様。ナイト・ライダーの名前がキャストにあった。

エリザベス・シューが、何と保安官役。強くなったものだ。

堂々と3Dと語っているが、後付3Dだそうだ。まあ、後付にしては、効果はまあまあ。2Dでいいけど。

アレクサンドル・アジャなので、グロ耐久度の低い人は見てはいけない。

お勧め度:☆☆☆ 捕食度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆