2011年5月3日(火) 15:25~ TOHOシネマズ川崎1
料金:1300円(シネマイレージデー) パンフレット:未確認

『八日目の蟬』公式サイト

檀れい主演のドラマを一話だけ観た。小説は、例によって読んでいない。

ドラマでは、岸谷五朗との恋愛未満な描写があったりしたが、本作は、徹頭徹尾男を無視である。
不倫をする男二人も、劇団ひとり筆頭に、てんでカッコ良くない。容姿だけでなく、人間としてもスカタンだ。

3人の女性が物語の中心なのだが、
小池栄子が男性恐怖症という、らしからぬキャラクターを、わざとらしい猫背とさらしを巻いたような胸で怪演。
井上真央が劇団ひとりとの行為後の背中のみの露呈と中学生のような合わせるだけキスという中途半端な色気サービス。
永作博美は誘拐した赤子に乳を与えようとするが、カメラを意識した不自然に堅牢な胸ガード。

ということで、小池栄子以外いまひとつ女優根性に欠け、一話だけ観たドラマのほうが面白かったレベルの出来だ。
まあ、永作博美より、女性から(特に金麦のCMで)評判の悪そうな檀れいのほうが俺が好きだからというのが、真の理由だろう。

150席ほどしかない映画館であるが、場内は満員。しかし、泣いている声は、一名分しか聞こえなかった。

お勧め度:☆☆★ 女優根性に欠ける度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★