2011年1月1日(土) 20:55~ TOHOシネマズ川崎2
料金:1000円(映画サービスデー) パンフレット:未確認

『最後の忠臣蔵』公式サイト

忠臣蔵、その後。
忠臣蔵を観たこと無くても、アサノタクミノカミ、キラコウズケノスケ、オオイシクラノスケ、シジュウシチシの名前と役割を知っていれば、それで十分。俺は、忠臣蔵関連の映画、ドラマを何も観たことが無い。いわんや小説をや。

いい話なんだが、どうにもチンタラした冗長な演出と、何故に「心中天網島」なのか判らん、頻繁に本編に紛れ込む人形浄瑠璃の鬱陶しさの為に、俺にとっては残念な作品となっていた。

最後のほうの嫁入りで、かつての同士が集まってくるところは、少しジーンと来たが、あまりに増えてしまい興ざめになった。

安田成美が、「私が狙って落ちなかったのは、あんただけだ」と役所に言うが、俺も落とされない自身がある。
伊武雅刀が、劇中理解ある好人物を演じるのだが、伊武雅刀であるために、何かあるんじゃないかと最後の最後まで余計な勘違いをさせられた。

斯様なミスキャストの是正と演出の修正がされれば名作になったであろうに。

ヒロイン役の娘は、十二分に可愛い。

ちなみに殺陣などは、ほとんど無い。

お勧め度:☆☆★ 伊武雅刀じゃない度:☆☆☆★ 俺度:☆☆

「心中」は、gooのNGワードでしょうかね?トラックバック弾かれます。