2010年11月21日(日) 17:25~ TOHOシネマズ川崎8
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認

『クレイジーズ』公式サイト

フリーパス20本目。

ゾンビ帝王ロメロの昔の作品のリメイク。ゾンビ系映画。「28日後」などと同様、凶暴系ウィルスの感染者が大暴れという奴。

細菌兵器を積んだ軍用機が墜落し、最近が飲料水に含まれたことから、パニックになる小さな田舎の町。

全国区でなく局地的であるが故か、事態をもみ消そうと軍が暗躍し、町民を捕えていく。
非感染者には、感染者も軍も敵。
非感染者同士でも、「あいつは感染しているのでは?」と疑心暗鬼。「デビルマン」のように感染者狩りでも始まるかと思った。

エイリアンVSプレデター2やその他同様の地区全滅が見えてくる。

感染者は、ゾンビみたいな死体でないためバッチくなく、かつそれ程大暴れしないので、ゾンビ系アクションとしては凡庸であるが、心理的なスリラーとしては、思わぬ拾い物だった。大判風呂敷広げずにタイトに纏まっているところが宜しい。

とは言え、似たようなプロットの作品は腐るほどあるのだが。

最後に。主役の保安官が、秘密は飲料水にあると、数時間程度で暴くのだが、その洞察能力は感服に値する。過去にここまで凄い推理能力の奴は、「ナショナル・トレジャー」のニコラス・ケイジくらいしか知らない。

お勧め度:☆☆ ゾンビ度:☆ 俺度:☆☆☆