2010年10月22日(土)
録画再生(BS h 7月8日22:00放送)


波の数だけ抱きしめて [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



バブルの象徴ホイチョイのバブル三部作の最後。
バブルの終焉の頃の作品は、その当時でなく1982年という、冴えない80年代初頭が舞台だ。お揃いのスタジャンとかトレーナーとか恥ずかしい時代。

サーフィン映画と思いきや、ミニFM曲の話。
とりあえずクライマックスシーンも用意されているが、あっけない解決方策と取ったり、純然たるハッピーエンドでなかったりする以外な展開。寒気すりような軟弱さがありつつも、ほろ苦いところもありで、割と好感度の高い作品だった。

実際のところ、誰が出ているのか知らなかったのだが、あまり好きでない松下由樹、別所哲也が、物語の最初ではやはり好きでなかったのだが、最後のほうは、かなり好感度があがったよ。

ミニFMが舞台というのに、JDサウザーとTOTOの曲しか知らなかった。劇中にAIRPLAYの名前が出てきたが、所謂AOR以外無視だからか。ホール&オーツとかジャーニー入れろよ。REOスピードワゴンとかスティックスとは言わないけど。でも、当時一番聴いていたのは、尾崎亜美。

バブル三部作では、スキーには敵わないが、水着よりは上。

お勧め度:☆☆★ お揃い度:☆☆ 俺度:☆☆★