2010年10月18日(月) 21:50~ TOHOシネマズ日劇1
料金:1250円(チケットフナキで前売り購入) パンフレット:600円(買っていない)

『ナイト&デイ』公式サイト

巻き込まれ型スリラー。スリラーというよりアクションで、ラブ・コメディ。

話としては、「エクスペンダブルズ」級にテキトーでペラくて中身が無い。少しばかり込み合っているけど。そして、緊張感の欠片も無い。

一番の欠点は、到底不可能であろうというアクションを、キャメロン・ディアスが薬で眠らされて朦朧としているということで、彼女視点の映像にして省略しまくるところだ。危機に陥ると気を失い、次の危機に。
これは最後のオチに繋がるものでもあるが、むしろ手抜きの言い訳のような感が否めない。逆さづりからの脱出方法が皆目検討がつかない。

どちらかの役者のファンであれば、観ていて楽しいだろうが、それ程でもない人には、かなりどうでもいい作品だ。

しかし、これ程評価が低くなるのは、多分に俺好みの大バカ映画「エクスペンダブルズ」を、この直前に観てしまったせいであろう。
一番の問題は、キャメロン・ディアスという女優が、あまり好きでないということか。「メリーに首ったけ」では素敵だったのだが・・・

ただ、この二人の前の共演「バニラ・スカイ」の1万倍は面白い。

そう言えば、クライマックスのスペインでの闘牛含めたチェイスは凄いよ。
何故か予告編と本編のこのシーン、キャメロン・ディアスの台詞が微妙に異なっている。

お勧め度:☆☆☆ 闘牛はCG?度:☆☆☆ 俺度:☆☆★