2010年8月14日(土) 10:00~ TOHOシネマズ六本木ヒルズ4
料金:1000円


ミクロの決死圏 (ベストヒット・セレクション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



『午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』公式サイト

TOHOシネマズの『午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』のひとつ。

体、機器、潜水艇みたいなのをマイクロ化し、注射器で体内に注入、困難な脳外科手術を行うという有名な作品だ。
変な髭のサルバトール・ダリがデザイン担当という話もあり、子供の頃観たときは極彩色の体内のイメージを持っていた。

しかし、ダリのデザインというのは、彼の作品Fantastic Voyageが映画のタイトルと同じだったので、勘違いした奴の誤報だそうだ。実際、今観ると体内の描写は思ったより地味だ。

ラクエルさんが出ているので、ピチピチのユニフォームだった記憶があるのだが、前半はブカブカのツナギみたいなのを着ていて、まったく存在価値が無い。このままだったのか?詐欺かよと訝っていたら、潜水艇から血管内に出るにおよんで、ツナギを脱ぐとちゃんとピチピチのウェットスーツだった。
演技力があると思えないラクエルさんだが、本作でも「恐竜百万年」の原始人役と同じくらいしか台詞が無い。

地味な体内の描写とは言え、アナログならではの味わいがある。現代のCG技術でリメイクされるのは願い下げだ。

お勧め度:☆☆☆ ダリ度:☆ 俺度:☆☆☆☆