2010年8月8日(日)
録画再生(BS2 7月8日0:45放送)


評決 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



「ロッキー」系駄目男再生映画。

所属事務所の不正行為の追及、それを潰されての事務所の工作による投獄、謝罪して釈放されるも解雇。酷い目にあったあげくの果てのアル中弁護士。飯の種として、医療ミスの事件を扱い、示談金の3分の1を成功報酬としていただこうとするが、被害者の姿を見て、裁判で戦うこととする。

最後の10分くらいまで面白いのだが、
・ポール・ニューマンの召集した証人の証言、証拠を無効にされたのに、陪審員が病院側の敗訴と決めた理由が解らないこと、
・ポール・ニューマンとシャーロット・ランプリングと敵側弁護士の関係がスッキリしないこと、
で、少しばかりフラストして終了した。

法廷に立つようになっても、酒は止めない。徹夜明けの朝から飲んでいる。まあ、これは潔いと褒めたいところだ。

で、結局のところ、法廷物としては、ジョン・グリシャムの小説を読むほうが面白いかなぁ。(10年以上、新作を読んでいないけど。)

同じシドニー・ルメットの古典「十二人の怒れる男」。初見の時は、えらく感動したが、今観たらどうなんだろう。近々TOHOシネマズで上映だから、確認しに行こう。

お勧め度:☆☆☆ アル中:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆