2010年7月13日(火) 18:30~ ヒューマントラストシネマ有楽町1
料金:1000円(Club-C会員料金) パンフレット:700円(買っていない)

『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』公式サイト

アメリカでNo.1ヒットのコメディ。日本では、アメリカ産コメディがうけないので、DVDスルーかと思いきや晴れて劇場公開となった。

バチェラー・パーティーの翌日、強度の二日酔いで目を覚ますと、スィート・ルームは壊滅的、花婿はいない、虎はいる、赤ん坊までいる!ホテルの屋上で酒盛りしてからの記憶が全く無い!いくつかの手がかりから、花婿を探そうとする三人メメント状態な作品だ。

強度の二日酔い、何を言ったか覚えていない、誰にあったか覚えていない、ということは多々あるので、かなり共感が持てる作品である。何せ翌日、知らない(正確には覚えていない)人の名刺を持っている時が多々ある。後で会ったりすると、話を合わせるのに熟練の技が必要となるが、まあ手馴れたものだ。と、自慢にもならないことを自慢している。
が、流石に、あんなに長時間の行動の記憶が飛ぶことは無い。何とこいつら屋上での酒にドラッグを混ぜていたそうな。皆真面目なので解すために義弟曰く「誠実そうな」売人から買ったとのこと。このドラッグが、より強力なタイプを誤って売られていた。

堅苦しく倫理的に言うと、青少年には宜しくないところも多々あるが、そこのところ大目に見てやると、たいそう笑えるコメディだ。まあ、青少年は見ないか。

「誠実そうな」ドラッグの売人に加えて、何故か過度の復讐をしないアッパーなアジア系マフィアも出てくる。主人公の友人、歯科医のステュの彼女以外は、基本的には気のいい人間。マイク・タイソンさえも。タイソンは、そうでもないか。

意外に結構な年齢のオッサンの客多し。やはり、若者の酒飲みは減っているが、酒の世界でオッサンは不滅だ。

お勧め度:☆☆☆ 二日酔い度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★