2010年6月21日(月)
録画再生(BSフジ 6月20日19:00放送)


華麗なる遺産 DVD-BOXI <完全版>

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



『華麗なる遺産』公式サイト

自閉症の弟ウヌが行方不明になり、必死になって探しまくるウンソン。
ウヌは、継母に連れられて、「ここに居れば姉さんが迎えに来る。」と言われ、施設の入り口に置き去りにされる。継母は家に戻り、ソファで寝ている娘の携帯電話を取り上げる。翌日、娘のも自分のも電話番号を変えた。「ウンソンに連絡を取らせない気なの!」となじる娘。こいつは、本当にいい子だ。
バーでのウンソンの様子が気になって仕方が無いカッコいい先輩、彼女のお姫様からホームレスな状況も気にしている。ドラ息子の後輩が壊したウンソンの携帯電話を弁償して彼女に近づこうと企む。彼女の住処を聞き出した先輩は、そこに向かうが、ろくに眠りもしないで、必死にウヌを探していたため、家の少し手前でぶっ倒れたウンソンを見つける。その時は、名乗りもせず、ウンソンの友達に、気が付いたら渡してくれと携帯電話を預けて颯爽と引き上げる先輩。
翌日は、同居している計算高い後輩の車を借りて、ウンソンのところに押しかける。何と、ウヌのいそうな施設のリストをプリントアウトして持ってくる気の効きよう。「こんなことされる筋合いじゃない」と言われるが、「兄と思えばいい。」との台詞が炸裂。
「兄と思え」と言うのは、ドラ息子が高校生の頃、父親を失い苛められていた継母の娘を助けた時の台詞でもある。この頃は、まだナイスガイだったようだ。何が、ドラ息子に起きたのかね。
そのドラ息子だが、店長をぶん殴ったことを社長である婆さんに知られ、婆さんから説教を食らう。謝りに行けという婆さんだが、ドラ息子は、「治療費だ」と店長に1000万ウォンを投げつける始末だ。怒髪天の婆さんだが、ドラ息子は懲りない。「婆さんが死んだら会社は俺のもの。今のソルロンタンチェーンなぞ百貨店に改造、現従業員は全員クビだ!」
ショックを受けた婆さん。露天で店を始めた初心のスタイルに戻り、餅を売りにソウルの街に繰り出す。
一方ウンソンは、友達と先輩が貸してくれた部屋の敷金を返すのと、ウヌを探す交通費を稼ぐために、朝食をう売る露天を始める。
店を広げた婆さんだが、チンピラに「ここは俺の縄張りだ!」と恫喝される。「今日だけはここを使わせてくれ」と蹴散らされた餅をかき集め、荷物を頭に載せた婆さん。理由は解らないが、瞬間、過去がフラッシュバック。幼い息子の幻影を見、追いかけるうちに階段から転落。
ひとまず商売が終わったウンソン、倒れている婆さんを発見。病院に連れて行くが、婆さんは記憶を失ったようだ。帰ろうとするウンソンを引き止める婆さん。
ちなみに、家族に残す保険金のために死んだふりしたと思った父親だが、「今更出てきてスマン!」とか勝手なこと言って、家族に電話するのだが、すべて「お掛けになった電話番号は・・・」。

先輩の役どころは、「花より男子」の小栗旬か?
いや、そんなに観ていないので、わからないのだけど・・・

打算的な後輩は、フェイドアウトしていくようだ。この役立たずめ。

遺憾ながら、だんだん次回が楽しみになってきた・・・。

お勧め度:☆☆☆ 先輩ストーカー度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★