2010年6月17日(木) 16:35~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1300円(大井町の金券屋で前売りを購入) パンフレット:600円(買っていない)

『アイアンマン2』公式サイト

思ったより面白かった「アイアンマン」の二作目。前作の記事
前作はジェフ・ブリジッスのオッサンが悪役だったが、本作は復活野郎ミッキー・ロークが、復活作「レスラー」に続き、ステロイド的だが崩れた肉体、崩れた顔で登場。
アイアンマン、トニー・スタークの親友である軍人は、ドン・チードルに代わっていた。その他は継続登場。
金髪のスカちゃんが、髪を濃く染めて、格闘を見せる。愚作「イーオン・フラックス」のシャリーズ・セロンのような動き。アクションは、スカちゃんのほうが上。本人がどこまで演じているか知らないが。

ミッキー・ローク演じるロシア人科学者の復讐譚なのだが、そのバックグランドはほとんど無視して描かれていない。単純極まりないVFXアクション映画だ。
サム・ロックウェル演じるスタークのライバル会社ハマーの社長も、ロシア人に協力をし、スタークを陥れようとするが、残念ながらただの阿呆で終わってしまった。しかし、不愉快極まりない人物で、妙な存在感があるので、今後に期待する。ウィレム・デフォー先生のゴブリンみたいにならないかな。原作では、暗躍するだけで、自らが超人化するのでないようだけど。

結局のところ、2時間退屈はしないけど、終わってみると何も残らないという、マイケル・ベイのような映画である。思ったより面白かった前作に比較すると、期待した分ちょっとガッカリだ。まあ、それでも俺は好きだけど。

ミッキー・ローク、負けるのが早すぎるのは残念。

エンド・ロール後に、映像がある。「アベンジャーズ」がらみ、別のマーベル・ヒーローの登場を示唆している。ソーと思われる。読んだことも見たこともないので確証はないのだが。

「アベンジャーズ」というのは、マーベルコミックのヒーローの集合体。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーが創設メンバーで、ハルクなどもメンバー。スパイダーマン、デアデビル、ファンタスティック・フォーは絡んでいないようだ。X-MEN関係者は入っている。

お勧め度:☆☆★ マイケル・ベイ度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆
※前の記事を確認したら、思ったより面白かったとは一言も書いていなかった・・・