2010年5月15日(土) 17:20~ TOHOシネマズ シャンテ1
料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) パンフレット:未確認

『プレシャス』公式サイト

生活保護の金だけをあてにしている駄目な母親と暮らしている黒人のデブ少女。
何と父親の子供を孕んでしまい、高校を退学になる。その子供は第二子で、ダウン症の長女がいた。長女は、祖母が育てていて、ソーシャルワーカーの面談の日だけ、連れてこられる。
悲惨を絵に描いたような娘だが、高校の校長が教えてくれたフリースクールでの教師との出会いから、変わり始めてくる。

しまいにはHIV陽性となってしまうといった、まるで携帯小説のような悲惨の何重連コンボだ。

と言え、あまり物凄く悲惨に見えなかったのは、だんだんと変わって行き、前を向いて進んでいこうとするデブの姿が引き付けるからか。

受け狙いとしか思えない「ダンサー・イン・ザ・ダーク」状態なシーンも、悲惨な物語を和らげる。

マライヤ・キャリーの肉が、デブ少女に転移したようで、誰かわからない地味女状態で出演。オーラがまったく無い!と言うことは、役者として、かなり力量があがったということか。
レニー・クラヴィッツも、また誰かわからない状態。そもそも、こいつのことは、あまり知らないんだけど。

お勧め度:☆☆☆ 妄想度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆