2010年3月22日(月) 20:20~ TOHOシネマズ川崎3
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:700円(買っていない)

『シャーロック・ホームズ』公式サイト

何を隠そう、シャーロック・ホームズに係わるものは、過去に見たことも読んだことも無い。アーサー・コナン・ドイルから命名されたかと思われる名探偵コナンも当然見ていない。
強いて言えば「ルパン三世」の「どっちが勝つか三代目」のホームズ三世だけは見た。

ま、世界一有名な探偵であるので、パイプを愛用する知的な男と勝手なイメージはあるのだが、何と本作のホームズは地下格闘みたいなのにも出るしで、アクションが主体で無いですか。(実際の原作によると格闘に長けているそうだ。全然知らなかった。)

映画自体も、アクションが主体で、推理はオマケみたいなものである。
よってもって、ちんたらと謎が展開する話の4分の3くらいは、退屈で眠くてしょうがない。ところどころ気を失ってしまい、レイチェルの役どころ含め人間関係が良く判らなかったのだが、物語を理解するのにあまり問題はない。最後の30分で説明してくれるし。

続編を作る気が満々なんだが、前半がひたすら眠い、大して面白くない凡庸なアクション・アドベンチャーは、その予算を確保できるのだろうか。(もう製作が決まっているみたい。)

最初の1時間半をタイトにして欲しかった。

レイチェルは、根性の悪い女子高生を演じると天下一品だったのだが、細身過ぎるので大人の悪女は、少々難がある。ま、最近レイチェルの出演作がよく上映されるのは嬉しいのだけど。
ジュード・ロウが、どんどんオッサンになっていく。誰も触れないアレのせいだと思うのであるが。

お勧め度:☆☆★ ジュード・ロウおやじ度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★