2010年3月22日(月) 17:55~ チネ9
料金:1300円(チネチッタ共通鑑賞券を金券屋で購入) パンフレット:700円(買っていない)

『ブルーノ』公式サイト

ボラットで偽カザフスタン人を演じた悪ふざけ野郎サシャ・バロン・コーエンの新作。実は、ボラットは観ていない。

オーストリアのゲイの男が、アメリカでセレブの仲間入りする努力を描くフェイク・ドキュメンタリー。

あんまりに下品なホモ(差別用語)ネタの応酬なので、相当にお下劣に寛容な人間でないと怒り狂う危険性がある。
同性愛者であれば、本作を観るのはもってのほかだろう。
ゲイだけでない、色んなものに対する悪意の塊みたいな映画だ。

俺は下劣なのに寛容なんで、それなりに笑ったよ。
脱ホモ活動の一環でスワ○ピングに行って、女性に「四の五の言わずにブリーフ脱げ!」と命令されるも、貞操を守ろうと抵抗してベルトでしばかれるところとか。
占い師の前での擬態の披露と、最後のアシスタントとの戦い後の姿は、我慢できないほど気色悪かったが。

しかしイカニモな格好で、中東ロケを敢行しているなんて、命がけの悪ふざけには感服する。

それにしても女性客が多かった。(いや全体の客は少ないのだけど。)
しかも笑い声は女性の声しか聞こえない。

最後には、この人とも共演。


お勧め度:☆☆ 下品度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★