2010年1月9日(土) 21:10~ チネ5
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:600円(買っていない)

『彼岸島』公式サイト

年賀状を持ってTOHOシネマズ川崎に乗り込んだ。くじ番号が末尾1,4の年賀状を提示すると1000円なのだ。
狙いは19時40分のアフロサムライ。大森から「悪夢のエレベーター」鑑賞後かけつけ、丁度いい時間7時30分に劇場に到着。しかし、なんと土曜日のこの時間の上映はなかった。明日以降はあるのに。トークショーがあり、時間の変更があったそうだ。態々川崎まで来て、そのまま帰るのも何なので、1時間30分時間を潰して、「彼岸島」を観ることにした。

結局、無理に観るまでもないものだった。

序盤でいきなり、いまさらのマトリックス・ムーブ。カッコいいと思ってんのかよ。
一昔前の出来の悪いRPGみたいなストーリー展開。
至近距離の撮影が多く、何をしているのか、良く見えないアクション。
ショボイCGの怪物。
主役級の若者たちの情けない演技力。
ショッカー怪人のように爆発するコウモリ型怪物。
ほとんど活躍しない師匠とその一群。
珍作「フラッシュ・ゴードン」を彷彿させる続編をやりたいと言わんばかりのラスト・シーン。

エンドロールでスタッフの名前の多くがハングル。
なんだと思ったら、監督は韓国人のキム・テギュンだった。こいつの「火山高」のほうが映像も話も良かった。

ゲームあがりの映画かと思っていたが、漫画が原作なんだな。何と既に30巻の!!

若者グループのケンちゃん弓削智久という男が、ハマの番長三浦大輔に見えて、どうにも笑ってしまう。
怪物は、暴走状態のエヴァンゲリオン初号機みたいだ。あの咆哮も。

とても褒められた作品でないが、意外に退屈はしない。

お勧め度:☆★ 暴走モード度:☆☆☆ 俺度:☆☆