2009年10月8日(木) 18:50~ 銀座テアトルシネマ
料金:0円(Club-Cテアトル会員ポイント利用) パンフレット:700円(買っていない)

『あの日、欲望の大地で』公式サイト

「21グラム」「バベル」の脚本家の監督デビュー作。
それらと同様、時間軸が弄られ、バラバラの登場人物が集結していく話だ。

上記の時間軸は、1ヶ月ほどのずれだったが、本作は12年ほどのずれがある。母娘そのまた娘三世代の話だ。
主人公は、二代目のシャーリーズ・セロンで、彼女の再生がテーマであると思われる。
しかしながら、主人公が改心し、希望の感じられる終わり方なのだろうが、今までの行動がどうしようもないので、三代目の娘の人格者っぷりに感心するだけだ。今後の3人の人生で、彼女の果たすべき役割は重い。

感情移入できる登場人物がいないので、俺には厳しい映画である。
しいて言えば、三代目をつれてきたメキシコ人の男は、いい奴だ。見てくれはヤバそうだったが。

このあんまりなタイトルは、映画の内容を的確に示しているのだが、やはり、あんまりでないかと思う。

お勧め度:☆☆★ 依存度:☆☆☆★ 俺度:☆☆