2009年9月28日(月) 18:45~ シネマヴェーラ渋谷
料金:0円(二本立ての二本目)


不良少女 魔子 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD



今年6月に急追したアクション映画の雄・長谷部安春監督の特集上映。シネマヴェーラの「追悼、長谷部安春」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
ズベ公の魔子は安岡組で働く兄・田辺の保護の下、友人達と街を荒らしまわる毎日を送っていた。ある日、魔子はゴーゴークラブで青年グループに啖呵を切り逆に吊るし上げられ、駆けつけた田辺はグループの一人の脚を刺してしまう。ところが、その報復で次々と魔子に罠がかけられ…。長谷部は「藤井鷹史」名義で脚本参加している。
<引用終り>

逆に吊るしあげられないし、罠がかけられないのだけど・・・
これ書いた奴、またもや本編観ていないだろう?
あるいは、脳内で勝手な解釈がしているのか。

まあ、たいした話でないので、その程度の誤った解釈は、どうでもいいことなのだけど。

主演の夏純子さんが、とても可愛いので、それだけでいいや。素敵。

殿下(小野寺昭)が、例の棒読み演技を、例の坊ちゃん顔で、微妙な悪役として披露しているのが微笑ましい。そして、閉所恐怖症で暗所恐怖症のようだ。「わーん、暗いよ。狭いよ。怖いよ~。」
本作の藤竜也(魔子の兄。ヤクザ。)は、けっこうシブく、悲しいキャラクターだ。「時間ですよ」を思い出すなぁ。

お勧め度:☆☆ 夏純子度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★