野獣を消せ

2009年9月28日（月）　17：10～　シネマヴェーラ渋谷
料金：1000円（会員料金）



今年6月に急追したアクション映画の雄・長谷部安春監督の特集上映。シネマヴェーラの「追悼、長谷部安春」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

＜引用開始＞
久しぶりに帰国したプロハンターの浅井は、妹が福生を根城とする不良グループによってレ○プされ自殺したことを知る。妹の復讐を誓った浅井は、野獣を狩るように不良グループのメンバーを次々と追い込んでいき…。プロハンター役の渡哲也もさることながら、レイバンのグラサンで軍用ジープを転がす不良グループのリーダー・藤竜也が最高にカッコイイ！
＜引用終り＞

解説は大嘘。誇大広告。これ書いた奴、本編観ていないだろう。

ライフルを操る渡哲也だぞ。ショットガンでも精緻な命中能力を誇った団長だ。期待しないのは無理というものだ。

しかも、野獣を狩るように次々と追い込むそうだ。
が、これが大嘘。

攫われた女を救いにくる団長、不良グループに簡単にとっ捕まる。間抜けとしか言いようがない。
しかし、いとも簡単に脱出する。不良グループも間抜けとしか言いようがない。
バカＶＳバカ。

グループは、逃げられた団長が、何処にいるのか知っているのに、追いかけない。逃がしっぱなしだ。ライフル持って復讐にくる可能性が高いのに。

で、脱出した翌日、団長復讐に来る。次々と追い込まなくて、次々に射殺するだけで本編終了。藤竜也のマシンガン、威力なし。

藤竜也が最高にカッコイイことも無い。
尾藤イサオの見る者を不快にさせるキレた演技は良い。

お勧め度：☆★　団長度：☆☆　俺度：☆

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タグ：アクション