2009年8月29日(土) 20:50~ チネグランデ
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:700円(買っていない)

『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』公式サイト

キャデラック・レコードという会社ではない。チェス・レコードという会社。
レコードが売れると社長がキャデラックをプレゼントしていた。成功の象徴なんだろう。

サクセス・ストーリーのようであるが、「ドリーム・ガールズ」のような派手なドラマはない。
実在のミュージシャンが複数、時系列に出てくるので、中心人物が変わる。
実話ベースなので、それぞれの人物の派手な愛憎は無く、以外に淡々としている。リトルの生活以外は。

話は拡散しとりとめなく、落ち着かない、しかもドラマティックでない映画だが、御大チャック・ベリーのエピソードもあり、ブルースからロックへの音楽の歴史を知る上で、興味深い作品だ。音楽は、出演者たちが新たにテイクしたそうだ。それぞれの曲は素晴らしい。

ビヨンセが製作総指揮。出番は後半。

お勧め度:☆☆☆ ブルース度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆