2009年7月19日(日) 15:35~ TOHOシネマズ スカラ座
料金:1250円(チケットフナキで前売り券を購入) パンフレット:未確認

『アマルフィ 女神の報酬』公式サイト

開場1時間30分前の時点で、前方二列を残して完売。上映前、並ばずにチケットを手に入れられるはずのVITに長蛇の列。650人ほどのスカラ座は満席だった。
織田裕二もこれで青島から脱却成功。恐らく警部補になっているかと思われる青島を、本当に近々演じるのか?

コンピュータのシステムが、セキュリティやバックアップなど、プロの仕事とは思えないほど脆弱で、どうにも納得のいかないところもあるが、ジェフ・ゴールドブルムがいとも簡単に宇宙人のコンピュータシステムにバグを埋め込んだことを考えれば十分許容範囲か。しかもイタリアの会社のシステムだから、どこか手抜きの部分がありそうってことでいいか。
で、そこに至るまで、計算されたようで運任せとしか言いようが無い手段を取るのも、冷静に考えると他に方法が無いのかねと思われる。

ということで、上を筆頭に細かい不備はあるし、「フジテレビの50周年」、「織田裕二主演」、「特別出演福山雅治」と、観る前からウンザリするようなキーワードが満載の作品なのだけど、素直に面白いエンタテイメントに仕上がっていると思うぞ。
悔しいけど、織田裕二がカッコよく見えたもの。笑わない冷静な男。銃を突きつけられてもビクともしない。

ただ、タイトルに関して、
舞台はローマがほとんどで、アマルフィは行くだけ。
女神の報酬の意味がわからない。

お勧め度:☆☆☆★ 青島度:☆ 俺度:☆☆☆