6月24日(水) DVD


ピカソ・トリガー/殺しのコードネーム 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



映画秘宝ファンの大好きなアンディ・シダリス親父のピカソ・トリガー・シリーズ。厳密には、ピカソ・トリガーが出てくるのは本作だけ。よってもって親父の代表作だ。代表作であるが、親父の映画は、どれを観ても同じ。
同じなので安心して観られると評判が高い。なんてことは、聞いたことはない。

極めて単純なストーリーであるはずなのだが、出ている登場人物の所属組織が不明なので、いまひとつストーリーが判らない。主演のドナ・スピアーなる元プレイメイトは、自分が出ているのに関わらず、三回見てストーリーが理解できたという始末。
登場人物の女が半裸、時に全裸、男はマッチョなんで、職業が判らないのだ。FBIあたりで働いているようなんだけど・・・

ストーリーを理解する必要は無い。半裸の女が10分おきに全裸になり、そのうち3分の1くらいは、マッチョとの絡み(ただし、柔和)。15分おきくらいにおきる爆発。そのパターンの繰り返しだ。
しかし、それぞれの映像が、中学生男子の期待も満足できないレベルの低さだ。
特に、銃撃戦のアクション描写は秀逸で、やる気の無さもここまでくると立派なものである。撃たれて倒れるシーンは、高校生の自主映画レベルだ。
主人公らしきトラヴィスという奴は、至近距離でも銃弾を命中させることが出来ない、ギャグにもなっていないのだが、どういう意図でそのようなことにしたんだろう。親父に問い詰めたいところだ。

特典映像で、親父とプロデューサーを務める夫人のコメンタリーがあるのだが、自信満々で語っているところが、可愛くてたまらん。

お勧め度:☆ エ口度:☆★ 俺度:☆☆