即効で読める今野敏のST警視庁科学特捜班シリーズの第三弾。今回はモスクワが舞台。
特捜班のメンバーとそれを取り巻く連中は、とても個性的で変わった奴ら。悪く言うと漫画的で現実離れ。
話もとても面白いのだが、いつも竜頭蛇尾な感じがするなあ。
今回も、ラスプーチン、ポルターガイストとオカルティックな題材を示して話を大げさにしているのに、科学特捜班が理論的に解決してしまう。その解決があっけないからか。
個性的なメンバーが登場する話は、まだまだ続く。
竜頭蛇尾と非難しているが、まだまだ読むよ。
お勧め度:☆☆★ 科学特捜度:☆☆ 俺度:☆☆☆