2009年2月14日(土) 21:45~ チネ7
料金:1200円(レイトショー) パンフレット:非売

『13日の金曜日』公式サイト

すかっとさわやか「くっそー」餓鬼制裁映画の久しぶりの復活は、「テキサス・チェーンソー」同様、大味野郎マイケル・ベイのおっさんの製作、監督は「テキサス・チェーンソー」と同じ奴。

1980年頃のオリジナルの一部変更のリメイクかと思ったんだが、ジェイソンが活躍しない第一作目をトレースする訳にはいかないのか、リメイクではなかった。

なんと第一作目の30年後くらいの後日談になっている。一作目はジェイソン母が殺人鬼であり、ジェイソンは最後に出てくるのである。じゃあ、30年間何をしていたのかと言うと、ジェイソン、30年後の本作でいきなり殺戮を始めたのでなく、それまでも行っていたことを示唆する近隣の住民の説明がある。どうやら、前シリーズの2~10は、なかったことにされているようだ。
まあ、6作目からは完全にコメディだからしかたないか。

で今回、恐怖を重視した作品だと言っている。なんせ映画のコピーが「本当は怖い」だからな。しかし、本作は所詮突然のデカイ音、突然飛び出てくるものとかで、驚かせるだけの、吃驚系やっつけ仕事ホラーなので、何ら見所は無い。けど、好きなんで見るけど。

終わり方は、一作目のリスペクトを感じられるが、ホラーとしてもはや古典的な手法であり、驚きのかけらも無い。けど、約束に忠実だなと喜ぶけど。

それにしても人種差別の激しい映画だな。あのお馴染みのアジア系、またバカやらされている。

お勧め度:☆☆ 不死身度:☆☆☆ 俺度:☆☆★
(gooへのトラックバックがはじかれまくります。殺人鬼、殺戮、人種差別、何がNGワードなんでしょう?)
(2009年9月4日 原因は「くっそー」と表記を変えた元の漢字でした。)