1月31日(土) 16:15~ シネカノン有楽町1丁目
料金:0円(会員制度休止で貰った招待券利用) パンフレット:800円(買っていない。薄くて高い。でも、単館系にしては売れていた!?)

『クローンは故郷をめざす』公式サイト

「CASSHERN」とか「キューティーハニー」での阿呆なイメージが強いナルシストの主演映画。
一方的に「ガタカ」みたいな地味目近未来SFを想定し、ひょっとしたら傑作かと期待していたのだが、見事に裏切られた。

近未来なのだが、恐ろしいまでに安普請なセット。特に、病院のセットなんか、ベッドに点滴置いているだけ。いたずらに空間を広く取り、現代と違うと見せかけようとしているようだが、そんな子供だましな小手先のテクニックは通用しない。

一方ストーリーは、妙に観念的で、退屈極まりない。しかも、20分程度で纏まりそうな話を無意味な長回しをほとんどすべてのカットで使うものだから、たまらんぞ。

製作にヴィム・ベンダースの名が。このオッサンと相性が良くないのを忘れていた。

お勧め度:☆☆ 催眠度:☆☆☆☆ 俺度:☆★