2009年11月28日(金) 21:30~ TOHOシネマズ川崎7
料金:1200円(レイトショー) パンフレット:600円(買わず)

『ハッピーフライト』公式サイト

妙な学園物を連続で作った矢口史靖の新作は、昔懐かしいパニック映画だったよ。

まあ、この監督の作品なんで、シリアスなシーンは皆無に等しく、ピンチでも笑いを取ろうとしている。
機長役の時任三郎も「そういう時は笑うように教えている。」とか言っているぐらいだし。

気楽に見れ、古典的な群集劇でもある娯楽作品だ。

綾瀬はるかは、今回はわりと鈍臭い娘。完全に脇役。ケーキのシーンぐらいもっと活躍して欲しかった。
あんまり好きでない田畑智子だが、好感度が急上昇した。
寺島しのぶと時任は、役柄によくあっていた。
日本で二番目のバイプレイヤー岸部一徳が、昼行灯みたいだが、いざという時に頼りになるという、俺様の理想の仕事師を好演。
竹中には、まったく気付かなかった。

お勧め度:☆☆☆★ パニック度:☆☆★ 俺度:☆☆☆★