2月19日(火) 21:20~ シネセゾン渋谷
料金:1000円(Club-Cテアトル会員料金) プレスシート:500円
「ハイテンション」などという作品で有名になりつつあるフランス産ホラーのひとつ。舞台はルーマニア。ルーマニアって吸血鬼の原産地だ。
血が大量に流れそうな雰囲気なんだが、まったく出ない。
「暗くなるまで待って」「激突!」「悪魔のいけにえ」みたいに極度の緊張感を強いる映画だ。
特に作品の前半は、まったく持って何も出ないで緊張感を強いるので、かなりつらいぞ。
コケオドシがあると「ぷっ」と噴出すこともできて、緊張感がほぐれるのに、何も出ないだもん。
なかなか殺人者が、出てこないから、緊張して肩凝ったぜ。
結末を教えるなと監督が言っているが、それはそんなに驚くことでもない。
それよりも、この作品の立派なところは、70年代の東映映画のように77分と尺が短いこと。
血糊ドピャや伽椰子的コケオドシがないこと。
恐らく激しく低予算であろうと思われること。
それでいて、ホラー好きにも納得のできる作品になったことだ。
まあ、個人的には、もっと派手な奴がいいんだがな。
極めて、後味が悪いんで、一般的には勧めない。
お勧め度:☆☆★ 暗所恐怖症度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆
↓上で紹介した作品。比較対照にしたが、THEMは、これらには遙に及ばない。
激突!スペシャル・エディション (ユニバーサル思い出の復刻版DVD)
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悪魔のいけにえ スペシャル・エディション コンプリートBOX(3枚組)
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↓川崎麻世の「暗くなるまで待って」を探したのだが・・・