2007年9月30日(日) 21:05~ チネ10
料金:1200円(レイトショー料金) パンフ:700円
全編英語。マカロニ・ウェスタンならぬ和製スキヤキ・ウエスタン。スシでもテンプラでもなく。一応スキヤキである必然性はあった。
三池が監督!遊び心満載のバカ娯楽作品の筈なんだが・・・
中途半端で、乗り切れない映画だったぜ。
脚本に、NAKA雅MURAとあり、最初のオープニングテロップでいきなりガッカリしたんだが、今回は、彼に責任を全て背負わせるのは酷であろう。
そもそも、マカロニへのオマージュで、タイトルに「ジャンゴ」つけるのなら、R18で残虐シーン満載で作れよ。
伊藤とか伊勢谷、まあ小栗も安藤もか。そんな軟い奴ら集めて、あんまり酷いことできないから、しょうがないのかも知れないが。そもそも、そのキャスティング何狙ってんの?まあ、安藤は、切れのいい演技してたか。
だいたい、海猿とCASSHERNじゃ、たいした勝負にならないのは判っているはずだ!
しかし、今さら、哀川翔と竹内力という訳にも行かないか。客入んねーだろうし。
タラ公登場シーンでの「KILL BILL」へのオマージュであろうアニメの挿入は良かったんだが。タラ公の「ワタシハ、アニメオタクデス。」のセリフは不要。完全に滑ってた。
香川照之の「なんじゃ、こりゃー!」も滑った。石橋貴明の「よしつねぇ~」も。
もう、ギャグは滑りまくり~。
田口トモロヲのマッド・サイエンティスト、うじきのエンジェル・ポーズが懐かしいぜ。あれも寒いギャグか?
唯一カッコ良かったかおり姐さん。字幕では「ババア」、セリフでは'Old Grand Ma'とか言われて、可哀相過ぎる。
あー、セットとか衣装は凝っているので、ビジュアル的には面白いよ。俺の期待と作品の出来にあまりに乖離があったので評価はあまり高くないだけ。
お勧め度:☆☆★ 滑り度:☆☆☆★ 俺度:☆☆
↓ジャンゴな人たち
↓マカロニ・ウエスタンと言えば、ジュリアーノ・ジェンマ
↓映画の公式画報だそうだ。
↓監督三池の歴史