2月3日(土) 22:00~ TOHOシネマズ川崎2
料金:1200円(レイトショー) パンフ:600円

オヤジが自殺未遂していたり、エリートだったのに精神を病んでしまった(のか?)兄がいたり、母親は何故か別居していたり、しまいにゃ、彼が交通事故で逝ってしまい、本人も何やら病を抱えているらしいという、辛い生活を送っている女子高生が前向きに生きていこうとする話だ。
最後のMr.Childrenの歌と、長回しで彼女が延々と歩いている映像が、何か元気を与えてくれる。酒飲んで朝帰りした時に、理不尽な不愉快な目にあったのだが、この映画はそんな気分をスッキリさせてくれた。
主演の北乃きいという変な名前の子は、今年の新人賞確定と言ってもいいだろう。兄の彼女は、ぶっきらぼうで感じが悪いのだが、実はいい人だったりして、お得な役どころだ。石田ゆり子が、20歳の息子を持つ母親役なのは、少し苦しくないか。
「こうやって中原(主人公)は、みんなに守られているんだよ。」という大浦勉学(主人公の彼)のせりふが、人への感謝の念を思い起こさせたりして、またもや普段の生き方を反省させられたりしたぜ。
残念ながら映画は、ヒットしていないようだ。見に行ってやってくれよ。

お勧め度:☆☆☆★ 前向き度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆