2022年6月13日(月) 11:00~ チネ2
料金:1000円(障碍者割引)


何も残らない
『東京2020オリンピック SIDE:A』公式サイト

玄人筋に多大なる過大評価を受けている河瀨直美が監督。オリンピックのドキュメンタリー映画は、小学生で観たミュンヘンの時の「時よとまれ 君は美しい」以来だ。その映画は、クロード・ルルーシュのいかにもの狙いの「歯医者敗者たち」が印象に残る。日本代表市川崑の作品は覚えとらん。
で、本作は評判も低く、大コケしている模様。SideAは選手側、Bは、裏方の話らしい。
プロパガンダ映画という批判もあるようだが、「五輪反対!」とかシュプレヒコールやっているような左翼系の連中より、選手たちの方が立派であることは間違いない。あの状況でオリンピックを無事に終らせたわが日本は、もっと威張ってもいいと思うぞ。サッカーはダメだったけど、メダル沢山採れたしな。
映画自体は、五輪には興味無いであろう河瀨直美作品なので、焦点のぼけたどうでもいいドキュメンタリーだった。世界一恥ずかしい「13歳、真夏の大冒険」を出さないでくれよ。シュプレヒコール同様に気持ち悪い。

お勧め度:☆☆ どうでもいい度:☆☆☆★ 俺度:☆★