2022年5月18日(水)
U-NEXT


ゴミホラー三連打のオオトリで観たこれが、一番マシ。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッドの焼直しのようだが、害虫駆除装置の影響で死体が蘇るという、その後のあまたのゾンビ映画の基本設定を確定させた画期的な作品である。やはり、特殊造形はショボいけどな。中防時代の俺を大いにふるえあがらせた、こいつら(特に左の奴)は、今も麗しい。死体は、墓場と病院でしか暴れないので、その後の作品群で観られるような阿鼻叫喚地獄にはならないけどな。無能刑事は、ゾンビとなったレイモンド・ラブロックに殺されるが、最終的にゾンビ化したかは不明。昔の美青年レイモンド・ラブロックは、ヒッピーみたいなオッサンなので、ヒーロー感は皆無。「サマータイムブルース」とかいう映画でスターにならなかったっけと思ったが『サマータイムキラー』の間違いだった。観たことないけど。しかも、オリビア・ハッセー主演のこの映画、出ていたのはレイモンドラブロックでなくて、クリストファー・ミッチャムとかいうロバート・ミッチャムの息子筋の奴だった。金髪の美青年なのは同じようだが。二人とも70年代の日本限定アイドルスターとして共通ではあるので、あながち、俺の勘違いも、完璧な間違いではないようだ。

お勧め度:☆☆ グロ度:★ 俺度:☆